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ちゃんとしたい。


by sattyra1017

ライヴをします。



2013.03/03 (日) 名古屋新栄クラブロックンロール
RED ROOM 214 開場 17:30 / 開演 18:00 前売 ¥1800 / 当日 ¥2000 (D代別途¥500必要)
夕暮レトロニカ
Aysula
溶けない名前
overskill
Landschaft
isdead

2013.3.23 (土) 鶴舞デイトリップ
開場 18:00 / 開演 18:30 前売 ¥1500 当日 ¥2000(D代別途必要)
Melanche[n]try
Aysula
溶けない名前
The Ships
(and more...)


それにしても、こんなアイドルヲタがドラムなんて、メンバーはよく出来た人たちだと本当に心から感謝ですよ。もしも、大学生時代の自分だったらと思うとね。「最近ロックはほとんど聴いてない。アイドルポップスしか聴いてない。最近ずっとさくら学院にハマってる。ライヴアクトとして完璧なレベルに近付いているね」なんて人と出会っても、「はあぁ・・・?(よく分からんけど、なんかこの人はダメだろう)」と思うのが普通の反応だと思うわけです。

そんなわけで、現在、Aysulaというバンドをやっています。中心メンバーのギター/ボーカル、ヤマダくんとはおよそ6歳差で、このバンドでは自分が最年長です。このバンドでは末っ子のヤマダくんが持ってる「若ぇなぁ」って感じにうまく乗っかって、自分も若いフリしてます。ほとんどの曲は彼が書きます。バンドの機関室です。ギターのミズタニさんは、ほぼ同世代。エフェクターマニアで、このバンドの長男です。シャープに物事を捉える感性を持つ、バンドの貴重な軍師です。アテにしてます。ベースのタナカさんはバンドの次男。先入観なくどんなことにもトライするフットワーク、見習いたいっす。それからドラムの自分です。自分は・・・まぁ、お母さんでしょうか。(技術的にはさておき)たぶん、バンド経験が一番長いので、そのへんで貢献できれば・・・、できてるかなぁ?

という男ばかりの4ピースです。
今気づいたのですが、女の人がいないバンドって、大学サークル外では初めてだ!

頑張りますので、どうかよろしく。特に23日! どうぞよろしく。
# by sattyra1017 | 2013-02-18 06:50 | 音楽・演奏

さくら学院を見にいく

何が幸せか/何が不幸せか
何で幸せか/何で不幸せか

誰だって何らかの/「あの日」/以後を生きている
変わってしまったのは/なにもかもで
涙を流すことも減ったし/痛みも感じない
急速回転/逆さまにみれば/空だって足もと

あったはずの未来/憧れだって期待
夢見るのは自由だって言いたい

時代は変わる/次代へ

彼女たちに見るのは/希望と幻想
もしくは理想/交じりようがない現代のパラレルワールド

彼女たちに見るのは/羨望と回想
もしくは捏造/交じりようがない現代のパラレルワールド

現代のパラレルワールド

さくら学院を見に行く
# by sattyra1017 | 2013-02-16 14:10
1位 Tomato'n'Pine/「PS4U」

解散、ではなく散開。
そんなフレーズの使い方ひとつを見てもいかにトマパイがサブカル殺しだったかということがわかるわけです。しかし、実際にその音楽性がサブカルまっしぐら、マニアックなものだったかというと、そうではなく、むしろこの2012年だからこそ、サブカルに囲われてしまうものの、本来の直球ポップスであるという点がトマパイにおいては最重要事項と言えるでしょう。ポストPerfumeをはっきりと意識した「旅立ちトランスファー」にしても、80年代アイドルポップスのような「ためいきはピンク」、歌謡曲のなかにラテンフレイヴァーが懐かしい「踊れカルナヴァル」にしても、顔を覗かせるのは「聴いてうっとり、歌って楽しい」ポップスとして優れた面です。

的確なディレクションで最後までグループを引っ張ったジェーン・スーさんや、楽曲を提供したアゲハスプリングス勢の存在はもちろん超重要なことなんですが、歌もダンスも決して上手な方ではなかったトマパイの3人が、ここまで伝説の3人(しかも、そのストーリーは突然に切断されるという方法で、伝説性が強化されました)になったのは何故なのでしょう。そのことにすんなりと答えが出せる人はいないでしょう。3人ともめちゃめちゃキュートですが、かわいいアイドルなんてシーンにいくらでもいます。(おそらく)寄せ集めのメンバーたちからAKB的な人間ドラマや、negiccoのようなストーリーを読み取ることは難しいです(いや、実際には葛藤や紆余曲折は当然あるとは思いますが)。にも関わらず、この3人の絶妙なバランス感覚。マジック、としか言いようがありません。

毎回ハズレなしだったパーティー「PS2U」で、月に1回、西麻布からインターネット中継を通じて撒き散らされたチャームネス。誰もをトリコにした魔法。豊作だった2012年のアイドルシーン、ももクロの商業的成功を例に取るまでもなく、マーケットは大きく拡大しました。つまりはたくさんのヲタ/非ヲタがアイドルたちの魔法にかかったわけですが、その中で、もっとも消え去り難いものをかけたのはトマパイではないでしょうか。

現在編集中の解散ライヴのDVDが、魔力の証拠になるはずです。楽しみ。

http://youtu.be/5RTlmfSr9K0

映像はそんな伝説のパーティーからトマパイ屈指のキラーチューン「ワナダンス」を。最ッ高。

まだ鮮やかな記憶があるのに、このグループが無いっていう切なさは名状し難い。
# by sattyra1017 | 2013-02-11 01:17
第2位 「さくら学院2011年度〜FRIENDS〜」/さくら学院

アイドルポップスとしてのさくら学院の素晴らしさについてはアマゾンのレビューに書いたので、そちらを是非。

さくら学院とは何か。
アイドルの魅力とは何か。

これは自分がアイドルポップスからアイドルそのものにハマっていくに従って、問題として大きく前景化してきました。「可愛い女の子が、素晴らしい曲を歌っている。そのことに説明が必要なのだろうか」そう考えていました。そこで、出会ったのが、さくら学院です。
元々は、「さくら学院バトン部twinklestarsの曲が良い!! 」ぐらいにしか考えていなかったのです。さくら学院本隊はむしろ楽曲の過剰なロックテイストが疎ましいとすら思っていました。「Hello! IVY」なんて、ほとんどメロコアだったし。

そんな折、さくら学院は初めての卒業生を送り出します。その中にはtwinklestarsの中心メンバーだった武藤彩未がいました。ということは、twinklestarsは見られなくなる! だったら、と卒業式DVDを買ってしまったのが、運の尽き。完全に運の尽き。もうとにかく可愛らしいメンバーと、ポップ偏差値の高い楽曲と、しっかりとしたパフォーマンス。そして何より卒業式が素晴らしかった・・・! ありとあらゆる他人の卒業式は感動的であるというのが自分の持論ですが、さくら学院の卒業式も、しっかりと参観者を感動させるオーラに満ちていました。

これですっかりさくら学院父兄となった自分は今年のTIFの目玉として、さくら学院を考えていました。2日目、灼熱のスタジオ屋上ステージ。そこでのさくら学院のステージを自分は一生忘れないでしょう。

さくら学院とは何か。
アイドルの魅力とは何か。

それは「多幸感」である。

それだけ、あの青空の中に映える12人は素晴らしかった。名曲「FRIENDS」の時には、本当にこれはヤバイと思っていた。圧倒的で混じり気のない、輝き。それを受けることが幸せ以外の何ものだというのだろう。多幸感。美しいユニゾンに貫かれながら、そんなことしか考えられなくなっていった。

http://youtu.be/nM-8Kan0NHk

そんな多幸感を一番キレイにパッケージングした「FRIENDS」のPVを。サビのユニゾンの破壊力はさくら学院でも類を見ません。最高。
# by sattyra1017 | 2013-01-31 23:59
第3位 「Limited Addiction」/東京女子流

東京女子流。セカンドアルバムにしてひとつの音楽的ピークに到達。
このアルバムに関してはそう言い切ってしまえば、ある意味過不足無くまります。それくらいシングル2曲(「Limited Addiction」と「Liar」)の完成度が高いです。玄人はだし(つうかプロ中のプロが作ってるわけだけど)のシンセ使いや、本格仕様過ぎるギターのサウンド、ちょっと妖気や毒気を醸し出すPVや歌詞。どれも女子流の魅力を上手に引き出していて最高。ちょっと背伸び、のミドルティーン。その危うさを魅力にまで高めている手腕は見事としか言いようがありません。

この後、女子流ちゃんたちは今まで非公開だった(そして、そんなことはファンにとって本当にどうでもよかった)年齢も公開し、武道館単独公演最年少記録を更新。シングルカットされた「追憶」のPVでは、初期のトレードマークでもあったゴスロリ風衣装(「鼓動の秘密」の時のものですね)との別離を暗示する描写もあり、一気にポップ化を図り、2013年の紅白を本気で狙うかのような動きを見せています。それは宿願なのか宿痾なのか、深く考えると足を取られるので、やめておきますが、そのことが、より一層、このアルバムの価値を高めているのは間違いのないことでしょう。

2013年。セールスと知名度の高さにおいて、ポスト「ももクロ」を本気で狙っていくであろう女子流ちゃんたち。古いファンへの餞別として、遠くへ離れて行く前に、どうか「新井ひとみのひとみぼっち」を高解像度で商品化を・・・。

http://youtu.be/9JAnvRCp0J0

映像はアルバムより「Liar」。
こういうドラムが聴けるのも、いまや女子流くらいでしょっていうフュージョン感。最高。
# by sattyra1017 | 2013-01-22 23:50